ノウハウの前に大切なこと
いまや起業や成功において
ありとあらゆる方法論や
ノウハウが溢れているわけですが
私も同じ道を通った者として
よくわかりますが
本当に、
ノウハウだけ手に入れても
実は満たされないし、
途中で動けなくなる。
やりたい、
口では言っているのに
行動が伴わない。
それ、本当はやりたくないのかもしれません。
もしかしたら、
自分が正しいこと、
自分が価値があること、
自分の能力があること、
を証明したいだけかもしれません。
それ自体は、何も悪いことじゃないのですが、
あなたが歩み続けるため
走り続けるためには
あなたがどうしたい、という自分視点を超えて、社会にどう貢献するのか、あなたという存在が、あなたの事業が、社会をどう変えてくれるのか、どう変えたいと思っているのか、ーーー「志」と呼ばれたり、「ミッション」とか「理念/信念」と呼ばれるものですねーーまで語れる必要があります。
「いつかは海外に...」と思っていらっしゃる経営者のあなたは、もうすでに、日本国内ではそこそこ成功しているかもしれません。
が、海外でビジネスをするということは、世界中の企業との競争に挑む、ということです。
あらゆるライバルに打ち勝つ必要があるということです。
どこぞの誰か知らないあなたを信頼してくれるパートナーを探すにも、あなた自身が、あなたが何をこの社会にもたらそうとしている自分なのかを語れることそのものが、差別化になります。
あなたが、
あなた自身の欲や願望を超えて、
社会に何を貢献したいのか
世界にどんな違いを作りたいのか
その、ミッションを語れることが
成功する企業へのファーストステップです。
たとえば、同じ、子供の教育事業であっても
「世界の貧困の子供たちを救うことで子供たちの未来に希望を与える」
という理念で事業をするのと
「世界の頑張るママたちを救うことで、子供を産みやすい社会を目指す」
という理念で事業をするのとでは、
同じ「子供への教育事業」であっても、事業の方向性やターゲット、カリキュラム、ブランディングが異なってきそうなことは、想像がつきますよね?
経営者が理念/ミッションを語れないということは、応援されにくい、共感をされにくいだけではなく、事業の方向性やブランディング、マーケティングしていくときにも、ブレが生じてきてしまうのです。
なぜやるのか
なぜあなたなのか
大げさに思えるかもしれませんが、
あなたの人生を費やしがいのある、
このことに貢献できるなら命を果たしても本望だ、と思えるくらい、
あなたのミッションを
あなたが口にするたびに
あなた自身が感動し震え、
その在り方に周りが自動的に
インスパイアされてしまう、
そんな理念があるといいですね。
世界が一瞬で
あなたのファンになりますよ。
次回は、そんな心震えるような
あなたのミッション、企業理念の探し方を書いていきます。
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