海外ビジネス補助金情報
私は、海外ビジネス初心者の経営者の方々には、
安易に「ノウハウ」に走って欲しくないと思っていますが、
すでに海外ビジネスの足場が固まっている、あとはスタートするだけだ、
という方には、どんどん活用してほしい末端のノウハウとして、
国や自治体が交付している補助金・助成金は、
申請しない手はないと思います。
というわけで、本日は、パートナー企業で日頃からとてもお世話になっております、
有限会社エスカンパニー主催の、海外ビジネス助成金セミナーから、
知って欲しいポイントを書いてみたいと思います。
大チャンスの補助金/助成金!
補助金・補助金は、中小企業庁/商工会議所/JETROなどから、
随時、申請募集されております。これらの特徴として、
- アジア地域、特にASEAN地域への進出は採択されやすい
- 地方経済を潤す輸出ビジネスが採択されやすい
言葉の選び方が大事!たとえば、
✖︎ ラーメン屋を出します
◯「震災復興ラーメン」を出します
ラーメン屋を出す、だけではなく、それがどう
「地方経済にとって必要とされるビジネスなのか」
ということを記載していく。
理念(社会への意義)を語る
これこそ、「理念」につながる話ですよね。
やはり、経営者たるもの、
「自分がやりたい」「自分が成功したい」
という自分視点を超えて、
「世界・社会をよくする」という視点抜きには、
採択されない=応援されない、ということですね。
これ、私としては、「テクニック」として捉えて欲しくないです。
あくまで、経営者の「理念」を反映することで
国や自治体からも応援されて、
補助金も助成金などの資金面の補助を受けながら
誰かを助けることができる、という
経営者としての心構えを持っていく、
それを表現しているだけ、というのがいいですね。
アジア以外は難しいの?
アジアが注目されている昨今ですけれども、
日欧経済連携協定(EPA) の交渉合意により、
ヨーロッパへの助成金なども増えていくかもしれませんので、
こちらも合わせてウォッチしていく必要がありそうですね。
アウトバンド(日本→海外)のみだけですか?
実は、補助金には、インバウンド(海外→日本)向けも多く出ています。
特に、2017年と2018年は、2010年の東京オリンピックに向けて、
インバウンド対応力強化支援補助金が充実していて、国の予算も厚いです。
全くの初心者ですけど、助成金申請って有効ですか?
こういう申請書の類は、
「本気で真面目に真剣にやっていくぜ!」という方を評価します。
なので、すでにいろんな国にビジネスツアーで視察していっていたり、
「なぜこの国でこの事業をしようと思うのか」
「なぜこの事業なのか」
「なぜこれほどまで情熱をかけているのか」
というところを評価されるわけです。
つまり、これらの「ノウハウ」も、結局は、
経営者の「なぜやるのか?」という理念/覚悟、
そこから落とし込んだ戦略なしには、
申請書類を目の前にして、なかなか苦痛となりますので、
まずは、経営者のあなたの足固めが大切なのです。
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